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藤子・F・不二雄先生のすこしふしぎな「SF短編」のコンプリート・ワークスが刊行!通常版とものすごい特別仕様の豪華愛蔵版の2種類が登場

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ドラえもんでおなじみ、藤子・F・不二雄先生のSF短編集が刊行決定!


©藤子プロ・小学館

1969年から1995年まで、多数のコミック誌・SF誌で描き継がれた「SF短編」シリーズは全111作。
これを全10巻に再編集したコンプリート・ワークスが、2023年4月7日より順次刊行されます。


©藤子プロ・小学館

今回刊行されるコンプリート・ワークスは、「異色SF短編」(第1~6巻)と、「少年SF短編」(第7~10巻)に分け、概ね発表順に収録したもの。
初めて「SF短編」を読む方が手に取りやすいシリーズで、巻末に藤子・F・不二雄先生のエッセイを収録している巻もあるとのこと。
通常版と愛蔵版の2種類があり、まずは通常版から。


©藤子プロ・小学館

まずは4/7に、通常版の第1巻『ミノタウロスの皿』(「異色短編」シリーズ)と、第7巻『ポストの中の明日』(「少年SF短編」シリーズ)の2冊が同時発売されます。
1巻・2巻じゃなく、1巻・7巻なのでご注意を。

5月以降、毎月末に2冊ずつ、2023年8月まで、全10巻が刊行されます。
2023年4月7日(金)第1巻『ミノタウロスの皿』、第7巻『ポストの中の明日』発売
2023年5月29日(月)第2巻『ノスタル爺』、第8巻『流血鬼』発売
2023年6月30日(金)第3巻『カンビュセスの籤』、第9巻『宇宙船製造法』発売
2023年7月28日(金)第4巻『パラレル同窓会』、第5巻『夢カメラ』発売
2023年8月30日(水)第6巻『異人アンドロ氏』、第10巻『創世日記』発売(完結)

藤子・F・不二雄SF短編コンプリートワークス
通常版 全10巻

判型:B6判ソフトカバー/各巻288p~320p(予定)
シリーズ:ビッグコミックススペシャル
定価:各巻1,111円(税込)
装幀:佐々木暁(ささき・あきら)氏
小学館



そしてここからは愛蔵版のお話。

豪華愛蔵版「Ultimate Edition」は、2023年5月29日から刊行されます。


©藤子プロ・小学館

こちらはなんといっても装丁がスゴイ。
豪華愛蔵版の名の通り、ずっととっておきたくなるような豪華さです。


©藤子プロ・小学館

版型は通常版より一回り大きいB5判。
雑誌初出時と同じサイズです。
さらに4色と2色のカラーページは、原画の色合いを再現!


©藤子プロ・小学館

本がフラットに開き、ページと正対して作品を鑑賞できるコデックス装。
これいいですね。
読んでる途中にトイレや宅配受け取りなどで一時離席しても、読みたいページを開いておける!


©藤子プロ・小学館

ここが一番ファッ!?となるポイントなんですが、全巻の表紙に、各巻表題作のイラストを刻印した特製金属プレートを装填。
全巻美麗なケース入りで、表面は箔押しで収録作のキャラクターをあしらい、表面の抜き穴からは、表紙の金属プレートが見える特別仕様。


©藤子プロ・小学館

各巻、初版限定でB5サイズの別冊小冊子付き。
各巻収録作で、大幅な加筆修正が行われた作品の「雑誌掲載初出版」を中心としたラインナップが予定されています。
第1巻の小冊子は「『ミノタウロスの皿』「ビッグコミック」掲載版」。
単行本版と読み比べてみてください。

巻末には、藤子・F・不二雄の「SF短編」にまつわるエッセイを収録。
単行本初収録となる「ぼくとカメラ」(1979年「小学生カメラ日記」掲載)など、ファン垂涎の内容も。
装幀は「100年ドラえもん」「100年大長編ドラえもん」を担当したブックデザイナーの名久井直子氏。

…など、豪華愛蔵版は本当に特別感がスゴイ!
愛蔵版は本日(2023/4/1)から予約受付開始です。
5月29日に一部書店店頭にも並びますが、予約すると、初版限定の別冊小冊子付きのものが確実に入手できるとのこと。
SF短編ファンの方は、ぜひ予約を。

藤子・F・不二雄SF短編コンプリートワークス
愛蔵版(Ultimate Edition) 全10巻

判型:B5判ハードカバー(本が喉まで開くコデックス装)
予価:各巻4,780円(税込)
装幀:名久井直子(なくい・なおこ)氏
*初版限定で、各巻に別冊小冊子「SF短編初出ver.」を同梱
小学館

2023年5月29日(月)第1巻
2023年6月30日(金)第2巻
2023年8月1日(火)第3巻
2023年9月1日(金)第4巻
2023年10月2日(月)第5巻
2023年11月1日(水)第6巻
2023年12月1日(金)第7巻
2024年12月28日(木)第8巻
2024年2月1日(木)第9巻
2024年3月1日(金)第10巻
*刊行スケジュールは変更となる可能性があります。予めご了承ください。



ちなみに、現在神奈川県川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムでは、「SF短編」の原画を展示する「藤子・F・不二雄のSF短編原画展 -Sukoshi Fushigiへの招待-」が開催中(~2023年10月中旬予定)。
そう、藤子・F・不二雄先生の「SF」は「サイエンス・フィクション」じゃなくて「すこしふしぎ」なんですよね。

4/9からはNHK BSプレミアムでSF短編シリーズがドラマ化も。
こちらも気になる。

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